中大型商用車など想定
クラッチなど自動車部品大手のエクセディは8月26日、東芝グループで産業用モーターなどを手掛ける川俣精機(福島県川俣町)の株式を一部取得したと発表した。具体的な出資比率や出資額は開示していない。
エクセディはこれまでマニュアルクラッチなどの既存製品に加え、電動モビリティに対応した製品開発に取り組んできた。
川俣精機はxEV(電動車)用モーターなど、さまざまな用途のモーターと周辺機器の開発から設計、製造、販売、点検補修サービスまで一貫して行っている。
今回の株式取得を機に、両社は東芝グループとの関係を維持し、双方の技術・経験を生かして、中大型商用車・産業車両・建産機向けのモーター開発を加速し、電動モビリティの普及を通じてカーボンニュートラルの実現を後押ししていく構え。
川俣精機(エクセディ提供)
(藤原秀行)