コロナ禍後の旅客需要回復と整備需要高まりに対応
日本航空(JAL)と三菱重工業は8月27日、航空機の修理や整備、部品供給、改修などを手掛ける「アフターマーケット事業」の協力について検討を開始すると発表した。
新型コロナウイルス禍後の世界的な航空旅客需要回復と整備需要の高まりを受け、航空機オペレーターとして運航・整備の知見を有するJALグループと、航空機メーカーとして設計開発・製造・認証の知見と北米でのMRO(Maintenance,Repair & Overhaul、修理・整備)に関する知見を持つ三菱重工グループがタッグを組み、事業を強化していきたい考え。
JALグループは航空機整備を担うJALエンジニアリング(JALEC)が共同検討を推進。JALと三菱重工は、航空機産業に関わる人材育成や技術開発を発展させていくことを目指す。
(藤原秀行)