越境中古車販売サイト運営のビィ・フォアード、協調融資で119億円資金調達

三井住友銀など6行参加、戦略的投資などに充当

中古車輸出大手のビィ・フォアード（東京都港区六本木）は12月10日、三井住友銀行をアレンジャー兼エージェントとし、6金融機関が参加するシンジケートローン（協調融資）を通じて119億円の資金調達を実施したと発表した。

運転資金や今後の成長戦略を実現する戦略的投資に活用する。

同行のほか、みずほ銀行、りそな銀行、三井住友信託銀行、商工組合中央金庫（商工中金）、伊予銀行が参加している。

ビィ・フォワードは自社開発の越境ECサイトを通じ、年間に世界で15万6237台（今年6月期実績）を販売。世界中のどこからでも24時間注文が可能で、顧客との商談を含む販売から決済、輸出業務(書類作成、国内輸送、通関、海上輸送、現地通関、現地輸送など）などをワンストップで行っている。

併せて、海外への自動車パーツ販売やなども展開している。

シンジケートローンの概要

（藤原秀行）