シンガポールの政府系ファンドGIC、大和ハウスが横浜で開発の物流施設取得

シンガポールの政府系ファンドGIC、大和ハウスが横浜で開発の物流施設取得

12.6万㎡、22年竣工で満床稼働中

シンガポール政府系の投資ファンドGICは8月30日、大和ハウス工業が横浜市で開発した物流施設を取得したと発表した。

地上4階建て、延床面積は約12万6000㎡で、2022年に竣工した。現在は満床で稼働中という。

GICは物件の詳細や取得額を開示していないが、横浜市戸塚区に所在しているマルチテナント型の「DPL横浜戸塚」。

GICは23年にも、米投資ファンド大手ブラックストーングループから大和ハウスが開発した物流施設6物件を計8億ドル(約1000億円)超で購入していた。

このほかにも、大和ハウスから愛知県弥富市、大阪府高槻市、佐賀県鳥栖市の計3物件を直接取得しており、日本の物流施設への積極的な投資姿勢が目立っている。


取得した物流施設の外観(GICウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

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