飲食店舗拡大図る
三菱食品と「大阪王将」などを展開しているイートアンドホールディングス（HD）は9月19日、米カリフォルニア州で合弁会社「Eat&MS USA」を9月中に設立すると発表した。
三菱食品は海外における日本食文化へのニーズの高まりを踏まえ、日本食文化の輸出を通じた海外市場における新規需要の創造を成長戦略の柱の一つに設定。特に経済規模と成長性を兼ね備えた米国を重点地域の一つに位置付けている。
イートアンドHDは「大阪王将」や「太陽のトマト麺」など、外食事業で国内450店舗以上を展開。海外でも既に複数地域で計26店舗を構えている。
合弁会社を設立し、三菱食品が持つ食品流通の知見と、イートアンドHDが蓄積している外食事業のノウハウを組み合わせ、海外事業の拡大を加速させる。物流の効率化も図っていきたい考え。
合弁会社はイートアンドHDが株式の51％、三菱食品が49％を保有。米国内で効率的な飲食店舗運営をサポートする。
（藤原秀行）
