モノフル運営のトラック受付/予約サービス「トラック簿」、ハコベルが11月に事業取得・承継へ

モノフル運営のトラック受付/予約サービス「トラック簿」、ハコベルが11月に事業取得・承継へ

荷待ち・荷役時間短縮に貢献図る

ハコベルと日本GLPグループのモノフルの両社は9月20日、モノフルが運営しているトラック受付/予約サービス「トラック簿」の事業をハコベルが11月1日付で取得、承継すると発表した。具体的な事業取得額は開示していない。

ハコベルは荷主企業向けサービスとして「配車管理」「配車計画」「動態管理」のシステムをそれぞれ自社開発し、展開している。「トラック簿」もラインアップに加えることで、政府が「2024年問題」対策として荷主企業や物流事業者に強く求めている物流拠点の荷待ち・荷役時間短縮に貢献できると想定。輸配送関連事業の基盤を強化し、成長を持続させたい考え。

モノフルは荷主や物流事業者との関係が強いハコベルに「トラック簿」の運営を委ねる方がより利用者数拡大と物流領域の荷待ち・荷役時間短縮を促進できると判断した。

両社によれば、「トラック簿」はトラック受付/予約サービスで業界2位の導入拠点数を持ち、27万人以上のトラックドライバーが利用している。拠点の採用は700カ所以上に達しているという。


(両社提供)

(藤原秀行)

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