神奈川などに立地、譲渡先のSPCに出資も
Jリートの三菱地所物流リート投資法人の資産運用を手掛ける三菱地所投資顧問と、ラサールロジポート投資法人の資産運用を担うラサールREITアドバイザーズの両社は4月17日、両投資法人が共同保有している物流施設の売却を検討することで合意したと発表した。
取引の候補となる物件は「ロジポート相模原」(神奈川県相模原市)、「ロジポート橋本」(同)、「ロジポート大阪大正」(大阪市)、「ロジポート川崎ベイ」(川崎市)の4件。いずれも両社が準共有持ち分の形式で保有している。
両社は4物件の一部または全部について、それぞれの持ち分の流動化を検討するとともに、売却する場合は譲渡先のSPC(特定目的会社)に出資することも視野に入れる。
両社は売却を行うことを決めたわけではないと強調している。
(藤原秀行)