5.5万㎡、大型自動仕分けソーターで24%の省人化見込む
センコーは10月2日、愛知県小牧市で新たな物流拠点「小牧北第2PDセンター」の稼働を開始したと発表した。
小牧北第2PDセンターの外観
小牧市は、名古屋中心部へのアクセスや、首都圏や関西へ接続しやすい広域輸送の2つの利点を併せ持ち、近年に全面開通予定の東海環状自動車道により、東海エリアの地方配送においても非常に適したエリアとみて、新拠点開設に踏み切った。
新センターは、名神高速道路・東名高速道路の小牧ICから2.4㎞の距離に位置し、中部エリアの広域をカバーできるとみている。
延床面積は倉庫棟が5万4709㎡、危険物棟がトータルで1944㎡。シングルテナント型(BTS型)としては小牧市内最大級という。2棟の危険物倉庫を備える自社物件で、バースは高床式を採用し、13mの全天候型ルーフを東西両面に設置、天候に関わらず大型車最大50台が接車できるようにしている。
危険物倉庫の外観
危険物倉庫の内観
内部には、センコーでもトップクラスの性能を誇る大型自動仕分けソーターを導入し、約24%の省人化を想定。70台の防犯カメラに加え、ICカードによる入退室管理を行うことで高いセキュリティ性を備えている。
システム面では、バース予約システムを導入することでトラックの荷待ち時間を減らし、「2024年問題」に対応する。
2025年1月には4030枚の太陽光パネル(年間発電量206万kW)を屋根に設置、CO2削減を図る。
新センター概要
項目 | 内容 |
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所在地 | 愛知県小牧市大字河内屋新田字大畝町805番地 |
建物構造 | 1階:SRC、2階~4階:S造、危険物倉庫:S造平屋建て |
延床面積 | 倉庫棟:54,709.73㎡ |
危険物棟 | 1,944.56㎡ |
主要設備 |
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(藤原秀行)