AZ-COM丸和、トランコムへのTOBに応募し資本提携解消へ

AZ-COM丸和、トランコムへのTOBに応募し資本提携解消へ

業務提携は継続

AZ-COM丸和ホールディングスとトランコムは10月21日、2018年6月に締結した資本・業務提携のうち、資本提携を解消すると発表した。

トランコムに対して米投資ファンド大手の米ベインキャピタルが実施しているTOB(株式公開買い付け)に応募、トランコム株を全て手放すため。業務提携は継続する。

米ベインのTOBは9月18日から10月31日までの間、実施し、1株当たり1万300円で買い付けている。ベインは最終的にトランコムの株主をベインとトランコムグループだけにし、非公開化する予定。

AZ-COM丸和とトランコムは資本提携に伴い、AZ-COM丸和がトランコム発行済み株式(自己株式除く)の0.40%を、トランコムがAZ-COM丸和の発行済み株式(同)の0.72%をそれぞれ保有している。

トランコムが今後、AZ-COM丸和の株式を継続して保有するかどうかは不明。

(藤原秀行)

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