国際小口輸送サービス活用、ブロックチェーン活用した電子通貨決済も開始へ
山九とブロックチェーン技術の活用を手掛けるスタートアップ企業のSTANDAGE(スタンデージ、東京)は3月31日、出資を含めた業務提携で合意したと発表した。
第1弾として、山九が提供しているBtoBの国際小口輸送サービス「SBY」を活用し、アフリカのナイジェリア向け輸出業務のサポートを共同で4月1日に始める。中小企業のアフリカへの輸出業務を支えるのが狙い。
アフリカ向け輸出は商品の紛失が問題になっており、少額取引でも銀行取引の複雑さから手数料がかさむ事例が見られるため、両社が組んで高品質のアフリカ向け物流業務を提供し、ニーズの獲得を図る。
今後はSTANDAGEがブロックチェーン技術を使った安全性の高い貿易決済プラットフォーム「Shake Hands Contract(SHC)」を使い、物流費用の電子通貨決済サービスも行う予定。
(藤原秀行)