SBSゼンツウ、埼玉・三芳町で霞ヶ関キャピタル開発の冷凍自動倉庫に新拠点開設へ

X NETWORKの保管オペレーションも担当

SBSホールディングス傘下で食品物流を展開するSBSゼンツウは10月31日、埼玉県三芳町で11月11日に新たな冷凍自動倉庫「所沢コールドセンター」を開設すると発表した。

地上2階建てで、2910坪。霞ヶ関キャピタルが賃貸用冷凍自動倉庫として開発した初の施設「LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ」を賃借している。

1階は荷さばきとピッキング用のスペースとして冷蔵589坪、出荷待機スペースとして冷凍34坪を設置。自動倉庫格納用としてパレットチェンジャーも導入している。

2階は冷凍自動倉庫で 4190枚（パレット）の格納が可能。

今後、SBSゼンツウの冷凍食品物流の中核拠点として運営する。施設内の冷凍自動倉庫のうち2000枚を自社分として運営し、残る2190枚は霞ヶ関キャピタル子会社のX NETWORKからの寄託を受けた分として、保管のオペレーション業務を手掛ける。

関越自動車道の所沢ICから5分に位置し、北関東や東北、関西の広域をカバーできると見込む。

施設概要

※自動倉庫は吹抜け構造で床がないため、延床面積は仮想床での面積を記載

（藤原秀行）※いずれもSBSゼンツウ提供