業界の成長へ貢献目指す
運送事業者らの物流DX支援を手掛けるスタートアップのアセンドは11月18日、業界団体の一般社団法人日本3PL協会に加入したと発表した。
現行の総合物流施策大綱(2021~25年度)では、物流DXや物流標準化の推進の一環として、3PL事業者の活用促進に言及。人材育成推進事業の実施やガイドラインの策定など、重要な施策として位置付けている。
アセンドはこれまで、トラック運送事業者向けのクラウド型運送管理システム「ロジックス」を開発・提供し、案件の受注から配車・請求書発行・労務管理・車両管理までの業務を一元管理することで、物流プロセスの効率化と経営のデジタル化を並行して進められるようサポートしている。
同協会に加わることで、物流企業をはじめ荷主企業・物流機器メーカー・IT企業・ 不動産企業など、多方面における企業と情報交換や連携を図り、デジタル技術を活用した新たな物流ソリューションの創出や、持続可能な物流体制の構築を積極的に推し進め、3PL事業者の支援と業界全体の成長に貢献していきたい考え。
(藤原秀行)