住友電工が千葉・柏に切削工具の物流拠点を開設

住友電工が千葉・柏に切削工具の物流拠点を開設

子会社の住友電工ハードメタルが国内2カ所目

住友電気工業は6月12日、全額出資子会社で切削工具などの開発・製造・販売を手掛ける住友電工ハードメタル(兵庫・伊丹市)が、千葉・柏市に国内で2カ所目となる物流拠点「東日本ロジスティックセンター」を開設したと発表した。6月より本格稼働している。


「東日本ロジスティックセンター」外観(住友電工ニュースリリースより)

同センターは「関西ロジスティックセンター」(大阪市)に次ぐ切削工具の物流拠点。住友電工は施設の詳細を開示していないが、不動産業界筋によると三井不動産が開発した大型マルチテナント型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク柏」(MFLP柏、2015年11月完成)に入居した。

東日本地区における顧客への配送時間を短縮。これまでの関西地区だけでなく東北地区でも注文から翌日午前中に届けることができるようになった。また物流センターの2拠点化により災害対策などBCP(事業継続計画)も強化。同センターを通じて東日本地区のプレゼンス向上とBCPのさらなる強化を目指していく考え。

(鳥羽俊一)

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