東日本に続き、医薬品の適正流通基準GDPに準拠
ロジスティードは12月5日、グループのロジスティード西日本が兵庫県三田市に新たな拠点「関西第三メディカル物流センター」を開設し、12月2日に稼働を始めたと発表した。
地上2階建て、延床面積は3万3759㎡。
ロジスティードグループは医薬品の適正な流通に関する基準「GDP」に準拠した拠点整備や、IATA(国際航空運送協会)が策定した医薬品の航空輸送に関する品質の国際的認証「CEIV Pharma認証」の取得を進め、高度化する医薬品物流の需要拡大などの環境変化に対応しようと努めている。
新設したセンターもそうした方針の一環。2021年に開設した東日本第二メディカル物流センター(埼玉県加須市)に続き、西日本地区におけるメディカルプラットフォームセンターとして位置付け、運営する。
適切な温度管理、厳重なセキュリティ管理を行うとともに、免震構造の採用、自家発電設備の導入などメディカル事業者のBCP需要に対応する。敷地内には危険物倉庫も併設している。
センターの概要
名称 | 関西第三メディカル物流センター |
所在地 | 兵庫県三田市テクノパーク39 |
アクセス | 舞鶴若狭自動車道「三田西 IC」より約1.5km、JR宝塚線「新三田駅」より約4km |
建屋仕様 |
|
敷地面積 / 延床面積 | 約23,606.4㎡ / 約33,759.8㎡ |
主要設備 | 荷物用 EV2基、垂直搬送機5基、ドックレベラー2基、危険物倉庫、太陽光発電システム、非常用自家発電設備、保冷庫(2~8℃帯)、温度管理システム、ドックシェルター完備(内、オートシェルター3基)など |
稼働開始日 | 2024年12月2日(月) |
物流センター外観(ロジスティード提供)
(藤原秀行)