富士通ゼネラルが10秒装着で極冷却の「ウェアラブルエアコン」次世代モデル開発

富士通ゼネラルが10秒装着で極冷却の「ウェアラブルエアコン」次世代モデル開発

来春発売に合わせ、本日より早期受注予約開始


ウェアラブルエアコン


一体型のコンパクトモデル

富士通ゼネラルは12月5日、首に装着することで頸部を冷やす「ウェアラブルエアコン」の次世代モデルを開発、同日にECサイト上で先行の予約受注を開始したと発表した。

実際の販売開始は2025年春の予定。

「ウェアラブルエアコン」は、2021年から提供している「コモドギア」のコンパクトモデル。外部温度差最大-20℃の圧倒的な冷却パワーは維持した上で、手軽で使い勝手の良いネッククーラーとして新たに開発した。部品点数を削減し、約50%の軽量化に成功した。

従来分離していた冷却ネック部と水冷式熱交換部を一体化し、チューブレス仕様に変更。これまで腰に巻いていた熱交換部の装着が不要になり、装着時間は10秒と従来の約3分の1まで短縮した。

使い心地が大幅に改善されたことで、建設業や物流関係、イベント関係など移動が必須となる職種にも手軽に使ってもらえると期待している。

メーカー希望価格は税別6万円、早割適用で4万5000円。

主な仕様

(藤原秀行)※いずれも富士通ゼネラル提供

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