市街地の中・小型物件など総称、賃貸ニーズ取り込み図る
シーアールイー(CRE)は12月9日、特許庁に出願していた「まちなか倉庫」が11月19日付で商標登録されたと発表した。
商標(CRE提供)
まちなか倉庫は、市街地に建つ1棟当たりの面積が約300㎡(約100坪)~約6000㎡(約2000坪)程度の中・小型の倉庫に加え、工場や作業所を物流倉庫にリノベーションし、賃貸倉庫として生まれ変わらせた倉庫を指す同社の造語。
CREは、まちなか倉庫は物流でラストマイル事業や「2024年問題」などに対応可能な配送拠点となる、非常に重要な役割を担っていると指摘。企業のCRE(企業用不動産)戦略上、移転や集約などを理由に稼働しなくなる所有不動産を、物流業界の事情に合致し、物流企業を中心とした賃借ニーズを取り込めるまちなか倉庫として供給していくことを目指す。
(藤原秀行)