アーキテクト・ディベロッパー、新築賃貸住宅に再配達不要の次世代型宅配システム標準搭載開始

アーキテクト・ディベロッパー、新築賃貸住宅に再配達不要の次世代型宅配システム標準搭載開始

オートロック付き物件でも安全に置き配可能

不動産会社のアーキテクト・ディベロッパー(東京都中央区銀座、ADI)は12月19日、2024年11月以降に竣工の新築賃貸住宅で、再配達が不要になるシステムを標準搭載する取り組みを開始したと発表した。

PacPort(パックポート)が展開している次世代型宅配システム「Pabbit(パビット)」と連携したアイホン製の集合玄関機「PATMOα(パトモアルファ)」(24年9月発売)をそれぞれ標準装備し、再配達不要で完全非対面の宅配サービスを実現する。

 
 

Pabbitはオートロック付きの賃貸住宅で居住者が不在でも、配達事業者が荷物の伝票番号(バーコード)を認証キーとしてオートロックを解錠、各住戸の玄関前まで荷物を届けられるシステム。置き配を実施できるため、住居者のプライバシー保護も図ることが可能とみている。

PATMOαと連携することで、配達事業者が対面せずに配達先の住戸の人とコミュニケーションを取ることができる。

(藤原秀行)※いずれもADI提供

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