タカラスタンダード、大阪・八尾の物流子会社を25年末に解散へ

タカラスタンダード、大阪・八尾の物流子会社を25年末に解散へ

配送拠点集約受け

タカラスタンダードは12月24日、物流子会社のタカラ物流サービス(大阪府八尾市)を解散すると発表した。2025年12月に会社清算の手続きが完了する見通し。

同社は1973年設立。八尾市内の「八尾倉庫」を主要拠点としてタカラスタンダードなど向けに荷役作業や荷造梱包業務、工場内作業の請負を手掛けている。2024年3月期の売上高は1億8200万円、営業利益は3300万円。

タカラスタンダードが物流体制の見直しの一環として、阪神エリアの配送拠点を外部の倉庫に集約してコスト抑制と配送能力強化を図るため、八尾倉庫は倉庫事業から撤退するのに伴い、同倉庫を主要事業拠点としているタカラ物流サービスを解散することにした。

(藤原秀行)

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