歩行多くなる出荷低頻度の商品保管エリアに投入、作業負荷低減図る
ラピュタロボティクスは1月15日、中部エリアを地盤とする物流企業の高末（名古屋市）が岐阜県羽島市に構えている「羽島流通加工センター」に、ラピュタ製の協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を導入したと発表した。
高末の羽鳥流通加工センターで稼働する「ラピュタPA-AMR」（ラピュタロボティクス提供）
高末では取り扱い物量の増加に伴い労働力の確保が必須となっており、解決策として自動化を模索していた。ラピュタPA-AMRを採用し、人とロボットがチームワークを保ちながら作業することでピッキング生産性の向上につなげることを想定している。これまでよりも少ない作業スタッフでピッキング作業を完了できると見込む。
既存のカートピッキングと共存ができるのを踏まえ、歩行が多くなる出荷頻度の低い商品保管エリアでラピュタPA-AMRを稼働させ、作業負荷低減を図っている。
高末は今回ラピュタPA-AMRを導入した羽島流通加工センターをモデルセンターと位置付けてオペレーションを標準化し、高末社内でノウハウを共有する予定。
（藤原秀行）
