多言語に翻訳可能な「動画マニュアル作成機能」はVideoStepと提携し展開
カミナシは1月20日、現場従業員への教育・育成業務を1つのサービスで完結し、知識や技能の定着を後押しする多言語対応の動画マニュアル・研修システム「カミナシ 教育」の提供を同日、開始したと発表した。2026年6月までにユーザー数10万人の獲得を図る。
併せて、動画マニュアル制作を手掛けるVideoStep(ビデオステップ、東京都港区芝)と業務提携し、OEM(相手先ブランドによるサービス提供)として、「カミナシ 教育」の一機能「動画マニュアル作成機能」を提供することも公表した。
製造業やサービス業などの現場で、外国人労働者やパートタイマー・アルバイトの採用・活用が広がり、スポットワーカーを活用する現場も増えている一方、人材の流動性が高く、業務経験が浅くなる傾向が見られる上、教育担当者による指導内容にばらつきがあったり、研修や指導履歴の管理が行われていなかったりと業務の属人化が課題となっている。
外国人従業員に対して、言語の壁により十分な指導を実現できていない現場も多く存在する。こうした課題の解決を後押しするため、教育計画の立案から、動画マニュアル・教育コンテンツの作成・配信、受講履歴の記録・管理までの業務を一元化し、ばらつきのない教育と従業員の知識や技能の定着を実現できるようにする。
(藤原秀行)※いずれもカミナシ引用