データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木 太郎、以下「Hacobu」)は、世界最大級の海運物流企業A.P. モラー・マースク(以下「マースク」)が、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」を導入して、荷主50社・サプライヤー30社の海上コンテナのトラック輸送(以下トラック輸送)データを一元的に管理することに成功し、輸送効率を大幅改善した事例記事を公開しましたのでお知らせいたします。
導入の成果、事例記事の全文はこちら>>
https://hacobu.jp/case-study/13633/
MOVO Vista導入の背景
マースクは、デンマークの首都コペンハーゲンに本拠を置く世界有数の海運物流企業であり、貨物管理とサプライチェーン・ソリューションを提供しています。
同社は、陸海空の各輸送モードに適したDXを推進しており、海上輸送、航空輸送はグローバルに使用できる自社システムを使用しています。一方、ロジスティクスサービス(陸上輸送)においては、各地域の特性があるため、グローバルで同一のシステムを活用していくことが困難でした。そのため、それぞれの国でソリューションを導入し、DXを進めています。
これまで日本国内では、TMS(輸配送管理システム)を使用しておらず、メールでのやり取りやエクセルを用いたアナログな方法でトラック輸送手配を行ってきました。そのため、手配業務における手間が発生し、トラック輸送に関するデータや実績の抽出が困難であり、集計に時間を要していました。加えて、台帳、配送依頼書、支払いシステムの3つにデータが分散していることも非効率の要因となっていました。
マースクにおけるMOVO Vista導入成果
マースクは、MOVO Vistaを導入し、荷主50社、サプライヤー30社のトラック輸送データを一元管理することで、以下の成果を実現しました。
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