リーチ型に加え、カウンタータイプにも対応
SBS東芝ロジスティクスは2月28日、VR(仮想現実)を活用したフォークリフトの荷役教育・研修ツールを拡充したと発表した。現場での運用を2月17日に始めた。
ゴーグル型モニターを頭部に装着し、仮想空間に作り上げた倉庫などで主体的に現場作業を体験する。まず社内向けの教育に活用し、物流品質の向上を狙う。
リーチフォークリフトに対応したVRによる安全教育は2023年に運用を始めており、今回は新たにカウンターフォークリフトに対応したVRを開発。ハンドルやレバー、ペダルを模したコントローラーを操作し、会議室などの小さな空間でも荷扱いの方法を習得できるよう工夫している。
カウンターフォークリフトのVR安全教育の運用風景(プレスリリースより引用)
今回開発したVRのコンテンツは6月をめどに、外部にも販売する予定。
(藤原秀行)