2.3万パレット収納可能、「2024年問題」や労働力不足に対応
霞ヶ関キャピタルは3月3日、プロジェクトマネジメント業務を受託している物流施設「LOGI FLAG TECH大阪南港Ⅰ」の工事を本格的に開始したと発表した。
延床面積は2万5247㎡を想定しており(仮想床で面積を算出)、竣工は2027年10月の予定。
物件のイメージパース(左)と「LOGI FLAG TECH」ロゴ
阪神高速道路4号湾岸線の南港北ICから約1.3kmで、大阪南港からアクセスしやすい立地。
冷凍自動倉庫は約2万3200パレット分を収納可能と見込む。2層構造を採用し、1層目となる1階が荷さばきなどの作業エリア、2階以上の2層目が吹き抜け高さ約25m、気温―25℃の保管エリア。高効率な保管が可能な立体倉庫となっているため、人が立ち入って作業する必要がないのが特徴。
「物流2024年問題」や労働力不足などへの対応の一環として、冷凍冷蔵に「自動化」の要素を加えた冷凍自動倉庫の開発を今後も推進する。
施設計画概要
(藤原秀行)※いずれも霞ヶ関キャピタル提供