2.9万㎡賃借、日系大手メーカー向け専用拠点として運営
山九は3月13日、インド南部のスリシティで2024年10月1日、大型拠点「スリシティ物流センター」を開設したと発表した。
鉄骨平屋建て・高床式の建物を賃借し、倉庫面積は2万8538㎡を確保。世界的なシェアを持つ日系大手メーカーの専用センターとして設置した。
成長著しいインド国内市場で同社の生産・販売拠点を支える物流拠点として運営。併せて、アフリカ・中東市場への輸出拠点としても展開する。
新センターはチェンナイ港まで約80kmのスリシティ工業団地に近接。先行実施中の顧客工場内における構内作業との一体運営を目指し、システム導入と併せて物流センター作業も山九が担い、日本と同品質のサービスを提供できるようにしている。既に100人を超えるスタッフが業務に就いている。
今回の大型物流センター開設は、山九としてインドの事業拡大に対応する動きの一環として位置付けており、今後は同センターから第3国への輸出拠点としての可能性も見据えていく構え。
施設概要
所在地 : インド国 アーンドラ・プラデーシュ州 ティルパティ
開設日 : 2024 年 10 年 1 日
敷地面積 : 33,418 ㎡(倉庫面積: 28,538 ㎡ ※賃借面積)
立地 : チェンナイ港まで約 80km、スリシティ工業団地に近接
設備 : ドックレベラー 9 基
新物流センターの外観(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)