オリックス、船舶仲介業に本格参入

オリックス、船舶仲介業に本格参入

双日子会社に7割出資へ、海運関連事業の拡大図る

オリックスは3月19日、船舶の売買や輸送、貸し渡しなどの仲介を手掛ける船舶仲介業へ本格的に参入すると発表した。

双日子会社で同事業を手掛ける予定の双日船舶(東京都千代田区内幸町)の発行済み株式の70%を双日から取得、子会社化する。3月17日付で株式譲渡契約を締結した。

 
 

双日船舶の社名は「ソメック」に変更する。具体的な取得額は開示していない。

双日船舶には今治造船グループで船舶貸渡業などを手掛けている正栄汽船(愛媛県今治市)も出資するほか、双日も引き続き、双日船舶の株を一部保有し、経営に参画する予定。

双日は今年1月、同事業を本体から切り離し、新会社に継承させる方針を公表していた。その方針に沿って双日船舶を2月に立ち上げており、同事業を3月末に双日船舶へ継承する予定。双日は併せて、双日船舶への出資者を探していた。

オリックスは船舶の保有・運航や、船舶を担保にして融資するファイナンスなどを展開。24年3月には船舶運航管理会社の三徳船舶(大阪市)を買収するなど、海運領域の取り組みを強化している。船舶仲介業も手掛け、事業拡大を図る。

(藤原秀行)

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