アサヒビール、五輪期間中に原材料や商品の移動を3割以上分散・削減へ

アサヒビール、五輪期間中に原材料や商品の移動を3割以上分散・削減へ

受け入れ港の変更やオフピーク時間帯配送など検討

アサヒビールは6月26日、2020年の東京オリンピック・パラリンピック時に関東1都4県のピーク時間帯の交通混雑緩和に協力するため、原材料や商品などの物資移動は大型トラック台数の3割以上を分散・削減させることを目指す方針を発表した。

開催時期はちょうどビール類の出荷量が最盛期となる夏のため、大会開催時期以外の期間に配送を変更したり、オフピークの時間帯に配送を行ったりするなどの対策を実施する。

このうち、麦芽などの原材料の一部、ワインなどの輸入商品の大部分は東京港での受け入れ時期を前倒しするとともに、輸入商品は受け入れ港を東京港以外に変更することを検討。1日当たり約9台、約6%の削減を目標とする。

さらに、東京港から茨城工場へ搬入している麦芽などの原材料、茨城・神奈川の工場から東京都内の配送センターへの転送、街頭エリアの得意先への配送はそれぞれピーク時間帯に変更。1日当たり約42台、約29%の分散を見込んでいる。

このほか、社員を対象にテレワークを推奨したり、出張時期を変更したり、テレビ会議を活用して出張を減らしたりして、人の移動についても抑制を図る。

同社は「20年以降も見込まれる大型トラックの乗務員不足などの現行の課題を踏まえ、社会課題解決に向けて率先して取り組みを推進する。今回の取り組みをきっかけに、東京2020大会のレガシー(遺産)として新しいワークスタイルや企業活動を定着させ、従業員がこれまで以上にいきいきと活躍できる企業を目指す」と強調している。

(藤原秀行)

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