三井不動産、埼玉・三郷で4.7万㎡の物流施設着工

三井不動産、埼玉・三郷で4.7万㎡の物流施設着工

TC型想定、26年10月竣工見込む

三井不動産は4月2日、埼玉県三郷市で新たな物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク三郷(MFLP三郷)」の工事を本格的に始めたと発表した。

地上4階建て、総延床面積は4万6820㎡でスロープ方式を採用。竣工は2026年10月末の予定。

 
 


「MFLP三郷」竣工イメージ

三郷市で進行中の三郷北部土地区画整理事業地内に位置。外環自動車道の外環三郷西ICから約2km。

ワンフロアの面積を最大約1万1300㎡確保し、最大4区画まで分割できるようにする。梁下有効天井高5.5m、床の積載荷重1.5t/㎡と汎用性の高い大型倉庫にする計画。

45ftコンテナ車両などの大型車両にも対応可能なトラックバースや、TC(通過型)型物流施設に必須のトラック待機場も備える。倉庫内自動化をにらみ、電気容量は30VA/㎡を持たせ、テナント企業の空調やマテハンの導入など柔軟に対応ができる最新の倉庫環境を整備する。


鳥瞰イメージ

施設従業員の働きやすさ向上のため、快適にリフレッシュができるラウンジの設置やWi-Fiの提供、24時間対応可能な無人コンビニの設置を予定している。ドライバー専用の休憩スペースも設ける。

 
 


4階ラウンジ(イメージ)


1階エントランス(イメージ)

最大規模の降雨量で近隣の利根川、江戸川、中川・綾瀬川、荒川の4河川が氾濫する事態に備え、主要設備のかさ上げ対策を実施し、災害時でも事業継続を可能とするBCPを確保。

屋上の屋根を折半屋根ではなく一部陸屋根化し、キュービクル(高圧受電設備)など主要な電気設備を屋上に配置。防災センター内の設備や、外構に設置する受水槽は架台によるかさ上げで浸水リスクに対応する。

非常用発電は72時間供給を可能にし、有事の際に入居テナントが確実に事業を継続できるようにする。


陸屋根(イメージ)

 
 


キュービクル(イメージ)

屋根全面に設置予定の太陽光パネルによる再生可能エネルギー由来電力の供給や屋内照明のLED化による省エネを推進し、DBJ Green Building認証および最高ランクの『ZEB』認証の取得を予定している。

三井不動産グループが運営する商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」に近接しているため、「MFLP三郷」の従業員へ各種クーポンを配布したり、コーポレート割引を提供したりすることを検討している。雇用の確保・定着を後押しする。

■施設概要

名称 三井不動産ロジスティクスパーク三郷(MFLP三郷)
所在地 埼玉県三郷市彦糸二丁目、彦音二丁目、彦成二丁目
敷地面積 約20,405㎡
延床面積 約46,820㎡
規模・構造 地上4階建て・S造
設計者・施工者 株式会社錢高組
着工 2025年4月1日
竣工 2026年10月末(予定)

■位置図
<広域図>

<詳細図>

(藤原秀行)※いずれも三井不動産提供

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