地元企業と連携、3件目
シーアールイー(CRE)は4月10日、連結子会社のCRE Asiaが出資するインドネシアのCella Management(セラ・マネジメント)と傘下のマネジメント会社Cella Management Logistik(セラ・マネジメント・ロジスティック)が同国で手掛けてきた倉庫「Cella Emerald Logistik Warehouse」(セラ・エメラルド・ロジスティック・ウェアハウス)が今年3月に竣工したと発表した。
セラ・マネジメントなどが開発に参画した倉庫開発プロジェクトとしては3件目。
Cella Emerald Logistik Warehouse施設全景(CRE提供)
今回の案件は西ジャワ州ボゴール県チルンシに位置し、チマンギス-チビトゥン高速道路のインターチェンジまでは約4km。タンジュン・プリオク港まで約48km、スカルノ・ハッタ国際空港まで約68kmのエリアに位置し、ジャカルタの主要な港や空港を結ぶ効率的な物流網の提供が可能という。
周囲には工業地帯が広がり、周辺工場からの保管需要が見込まれるとみている。一部の区画は賃貸借契約を締結済み。
倉庫概要
施設名称:Cella Emerald Logistik Warehouse
構造規模:鉄骨造 平屋建て (メザニンあり)
敷地面積:約114,000㎡
賃貸面積:約66,000㎡
床荷重:4t/㎡
有効高:14m
竣工:2025年3月
(藤原秀行)