業務の一部に支障、情報漏えいは確認されず
近鉄エクスプレスは4月28日、発生したサーバー障害の状況などを調査した結果、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による第三者からの不正アクセスが原因と判明したと発表した。
同日午後時点でも障害が継続しており、業務の一部に支障が生じているという。
緊急対策本部を立ち上げ、外部専門家と連携し、フォレンジック調査(端末などに残った情報の回収・調査)を含めた被害状況と原因の特定のための調査を進めているが、現時点で情報漏えいは確認されていないという。
警察への相談・報告も行っている。影響を受けているシステムは復旧作業を継続しているが、現時点で完了のめどは立っていない。
(藤原秀行)