オカムラ、BI機能と一体化した新倉庫最適化システム「Optify(オプティファイ)」発売

オカムラ、BI機能と一体化した新倉庫最適化システム「Optify(オプティファイ)」発売

WMSやマテハン機器と円滑に連携、業務をワンストップで最適化見込む

オカムラは5月12日、倉庫運営や物流センター内の作業を効率化する倉庫管理システム(WMS)に、作業進捗の可視化とAIによる作業量予測で作業データに基づいた意思決定や現場改善をサポートするビジネスインテリジェンス(BI)機能を一体化した「Optify(オプティファイ)」を5月に発売すると発表した。

「Optify」は、これまでオカムラが主に提供してきたマテハン機器・マテハン機器制御システム(WCS)との連携に加え、WMSとBI機能をワンストップで展開できるのが特徴。

 
 

WMSとマテハン機器・WCSを円滑に連携させることが可能で、マテハン機器導入時の複雑な調整作業や連携に要する開発期間・コストを削減できると見込む。

BI機能「Opt BI」のデータに基づく庫内作業の可視化・予測により、オペレーション最適化のための意思決定や現場改善をサポートするほか、システム・機器導入から保守までの窓口を一本化することで、ワンストップでトータルサポートを実現するとみている。


「Optify」のシステムイメージ

入荷から出荷までの作業進捗をリアルタイムで可視化し、効率的な人員配置や迅速な対応を後押しするとともに、個々の作業者のスキルや稼働状況もデータ管理できるようにしている。

日時・工程・作業者別などの過去の作業実績を可視化し、イベント情報を加味した時系列分析で未来の作業量を予測。繁忙期・閑散期に応じた事前の人員確保や当日の効率的な配置を可能にする。

(藤原秀行)※いずれもオカムラ提供

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