年間1100tのCO2排出削減見込む
100円ショップ「ダイソー」の大創産業は6月2日、東北地方と新潟県の店舗や物流センターで、再生可能エネルギー由来の電力を初めて導入したと発表した。
東北電力によるオフサイト型コーポレートPPAサービス(企業の敷地外に再生可能エネルギー発電設備を設け、生み出した電力を企業に供給する)を活用。
6月1日から太陽光発電大手ウエストホールディングス(HD、広島市)傘下のウエストエネルギーソリューションが開発する低圧太陽光発電所(計33地点:合計定格出力1,584kW)で作り出した再エネ由来の電力を、東北電力を経由して、大創産業が運営する東北・新潟のダイソー118店舗(青森10、岩手11、秋田13、宮城21、山形20、福島26、新潟17)と、新潟のRDC(地域への在庫保管型物流センター)2か所に供給している。
年間供給量は約276万kWh(標準的な一般家庭の年間電力使用量約900世帯分相当)を計画している。
(藤原秀行)※大創産業提供