場所不足解消を支援、1日単位のデイリーから長期の利用も可能に
ANA（全日本空輸）グループで不動産事業を展開するANAファシリティーズは6月3日、ANAホールディングス傘下のLCC（格安航空会社）、Peach Aviation（ピーチ・アビエーション）と連携し、関西空港でビジネスジェット格納庫事業を始めると発表した。
日本国内で格納庫が不足している中、主要都市の大阪で同事業を展開し、ビジネスジェット運航会社などが直面している駐機場所不足解消を支援する。
ピーチが空港施設から賃借している関西空港内の格納庫の管理・運用をANAファシリティーズが担い、庫内の空いているスペースを、主にビジネスジェット運航代理会社やビジネスジェットのオーナーに提供する。
利用期間は1日単位のデイリー利用から1カ月単位の長期利用まで幅広く用意、さまざまなニーズに対応できるようにする。
格納庫の概要
施設名称：関西空港 格納庫
所在：大阪府泉南市
竣工時期：2002年3月31日
延床面積：8,501.24㎡ （2,435.50坪）
施設利用面積：約2,520㎡ （約764.65坪）
間口：縦22.75ｍ・横91ｍ
構造：鉄骨造
用途：ビジネスジェットの駐機など
（藤原秀行）※いずれもANAファシリティーズ提供
