労働災害と業務上疾病の撲滅、生産性と品質の安定的向上図る
三菱ふそうトラック・バスは6月3日、中津工場(神奈川県愛川町)が、労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格「ISO45001:2018」の認証を取得したと発表した。
ISO45001は国際標準化機構(ISO)が策定。働く人の労働に関連する負傷・疾病の予防、事業者が安全で健康的な職場を提供することを達成するための仕組みと運用方法を定めている。
経営層による安全衛生方針の表明、危険性や有害性などの調査と結果に基づき講ずる措置、関連する法規制の順守、安全衛生目標の設定、安全衛生計画の作成・実施・評価および改善などで、PDCA サイクルを回して継続的に改善を図るよう要求している。
三菱ふそうはISO45001の仕組みを活用し、けがをしない・させない自主的な安全衛生管理体制の構築と安全衛生に関するプロセスの標準化を促進。「働く人が安心・安全に働ける職場環境」を整備して労働災害・業務上疾病の撲滅を目指すとともに、生産性と品質の安定的な向上を図る。
今後は川崎製作所(川崎市)でも同様にISO45001の取得を狙う。
中津工場(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)