船舶・乗組員に関するソリューションへの理解深め、協業体制加速図る
商船三井系のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、MOL PLUSは6月10日、スタートアップとの連携を強化するための調整役を果たす担当「MOL PLUS マリーンデスク」を今年5月に開設したと発表した。
スタートアップが提供する船舶や乗組員に関連するソリューションへの理解を深め、商船三井グループとの協業推進体制を加速するのが狙い。
具体的には、スタートアップとの面談への出席、その後の案件に応じた商船三井グループ関係者の紹介、商船三井グループにおける研究開発提携ニーズの紹介、スタートアップ関連のカンファレンスやイベントの活動参加などを想定している。
マリーンデスクの担当は商船三井海上安全部の山根啓氏が兼任している。新規事業探索機能を担うMOL PLUSと商船三井の関連部門の距離を一層縮めることを目指す。
(藤原秀行)