タカラバイオ、研究用試薬の海外向け冷凍輸送でドライアイス使用量半減目指す

タカラバイオ、研究用試薬の海外向け冷凍輸送でドライアイス使用量半減目指す

パナソニック製の高性能専用保冷箱活用した新方式導入、日新が協力

タカラバイオは6月16日、研究用試薬の海外向け冷凍輸送で、従来のドライアイスに代わる保冷剤を使用した高性能専用保冷箱(パナソニック製VIXELL)による新たな輸送方式を、日新を通じて導入したと発表した。

新たな輸送方式は、タカラバイオが実施した国際輸送テストの結果、品質を保つための同社の条件をクリアした。高性能専用保冷箱の導入により、海外向け輸送時に使用するドライアイスの量を従来比で約50%削減することを目指す。

 
 

ドライアイス使用量の削減による環境負荷の低減、昨今のドライアイスの供給不足や価格高騰といった課題への対応、製品の安定供給体制の強化につながると見込む。

(藤原秀行)

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