荷台の最大積載本数で設定可能に、配送先をGoogle Maps上で共有も
LPガス(液化石油ガス)配送事業者向けの配送効率化サービス「DRIVEBOSS LPガス」(ドライブボスLPガス)を手掛けるパナソニック オートモーティブシステムズは6月24日、新たに配送計画を作成する際の新機能を追加したと発表した。
同サービスはAIを活用した独自アルゴリズムにより、LPガス配送業務特有の複雑な条件を考慮した、効率の良い配送計画とルートを自動で作成できるのが特徴。
機能追加では、計画作成時にLPガスボンベの積載本数を設定できるようになったほか、同サービスから簡単に配送先をGoogle Maps上で共有できるようにした。
一部のLPガス事業者は車両の積載重量だけでなく、荷台の容積に応じて載せるボンベの本数も配送計画作成時に考慮している。今回の機能追加で、車両の最大積載量に加えて、LPガスボンベを縦列と横列でそれぞれ並べられる最大本数も設定できるようにし、現場の実態に即した配送計画を立てられるよう配慮している。
配送員はスマートフォンでGoogle Mapsから現在地と配送先の位置情報を確認し、ナビゲーションを開始できるため、土地勘のない配送エリアでも円滑に業務を終えられるとみている。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用