旧施設から建て替え、延床面積は3.5倍に拡張
西濃運輸は7月1日、旧横浜支店の跡地がある横浜市都筑区に建設していた新ターミナルが完成したと発表した。
建て替えのため一時移転していた横浜支店を新ターミナルに移管し、新たに「横浜支店」としてオープン。7月14日に業務を開始する。
新ターミナルは、従来のトラックターミナル機能に加え、倉庫保管・在庫管理・流通加工などのロジスティクス機能を融合した「ロジ・トランス一体型」の物流拠点として設計。延床面積は従来の約8000㎡から約3.5倍の約2万8000㎡に拡張した。
保管から配送まで一貫して対応可能な体制を整え、顧客の物流業務全体の効率化とスピードアップを後押しする。
(プレスリリースより引用)
新拠点は東名高速道路・圏央道へのアクセスが良好で、東日本全域および東海エリアへの配送に優れたリードタイムを提供できると想定。横浜港・東京港・羽田空港にも近接しており、輸出入貨物の一時保管や在庫管理に適しているとみている。
倉庫とターミナルを同一施設内に備えているため、従来発生していた拠点間の「横持ち輸送」に要するコストや時間を削減し、効率的でシンプル、かつ環境にも配慮した物流システムを実現できると強調している。
所在地 :神奈川県横浜市都筑区川向町982
構造 :地上4階建(RC+S造、耐震構造)
敷地面積 :19,277.84㎡(5,831.55坪)
延床面積 :28,063.24㎡(8,489.13坪)
担当エリア:横浜市港北区、都筑区、青葉区、緑区、旭区、保土ケ谷区、戸塚区、泉区、川崎市多摩区、高津区、中原区、宮前区
(藤原秀行)