ひとまいる(旧カクヤスグループ)が東京・平和島のセンター増床、外部企業の配達受託拡大に注力

ひとまいる(旧カクヤスグループ)が東京・平和島のセンター増床、外部企業の配達受託拡大に注力

東京流通センター内、6720坪確保

ひとまいる(旧カクヤスグループ、7月1日付で社名変更)は7月10日、傘下のカクヤスが東京都大田区平和島の東京流通センター内で2017年11月から展開している飲食店向け大型物流拠点「南東京センター」を移転、7月7日に新拠点で配送業務を開始したと発表した。

東京流通センターのB棟で稼働していたが、隣接するA棟に移り、2076坪に拡張した上で稼働を始めた。

 
 

南東京センターが移転前に使用していたB棟のスペース約2000坪は、ひとまいるグループのひとまいるロジスティクス(旧大和急送、7月1日付で社名変更、埼玉県和光市)がやはり東京流通センターのB棟で運営している「平和島センター」の増床に充て、他人物の配送拠点ベースとして、外部アライアンス企業の販売先や荷主企業の指定先への配達を担う。

平和島センターが入るB棟


センター内

ひとまいるは今期(26年3月期)にスタートした3カ年の中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」で、事業再編による成長戦略を掲げ、これまでの酒類販売事業を主体とした事業構造から、「物流」を軸とし、受注・配達・請求決済までの一連のサービスを外部企業にも提供することで社内商品だけでなく外部アライアンス先の商品も手掛ける販売プラットフォームを形成し、事業を拡大していく方針を打ち出している。

今回の移転と増床もその一環と位置付けている。

■ひとまいるロジスティクス平和島センター
所在地:東京都大田区平和島6-1-1 東京流通センターB棟6階
面積:6,720坪

 
 

(藤原秀行)※いずれもひとまいる提供

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