土木・港湾施設工事作業員の落水を迅速に検知

土木・港湾施設工事作業員の落水を迅速に検知

東洋建設とアイフォーコム・スマートエコロジー、遠隔監視サービスを共同開発

東洋建設とAI(人工知能)を使ったシステムの開発などを手掛けるアイフォーコム・スマートエコロジー(横浜市)は7月16日、土木工事や港湾施設の建設工事現場に従事する作業員の安全をIoT(モノのインターネット)で担保する「みまもりサービスSea Rescue」を共同開発したと発表した。

作業員に取り付けたセンサーからの情報と、温度や湿度などの環境に関するデータを組み合わせ、リアルタイムで現場を監視。危険を迅速に察知して周辺に知らせ、現場管理者に対応を促す。

既にサービスを展開しており、従来の作業員転倒や熱中症、有毒ガス発生などに加え、新たに海への転落なども検知できるよう機能を追加した。センサーから集めた情報はクラウドサーバー上に蓄積、事故発生要因の分析に活用する。


サービスの流れ※クリックで拡大


活用する機器※クリックで拡大(いずれも東洋建設とアイフォーコム・スマートエコロジー提供)

(藤原秀行)

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