traevoと運輸デジタルビジネス協議会、荷主・運輸事業者向けに共同輸送相手の探索サービス提供開始

traevoと運輸デジタルビジネス協議会、荷主・運輸事業者向けに共同輸送相手の探索サービス提供開始

実証は積載効率、燃費、CO2排出量で3~4割改善達成

traevoと一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)の両者は8月6日、中長期にわたり共同輸送相手を探すことができるサービス「traevo noWa」の提供を8月1日に始めたと発表した。

匿名性を担保しながら自社の希望条件で混載/往復共同輸送の相手を自由に検索し、IT知識がなくても簡単に共同輸送の候補を見つけられるのがメリット。

既にTDBC会員、北海道の物流事業者、荷主など53社が利用しており、これまでの実証の結果、積載効率、燃費、輸送時のCO2排出量の全てで30~40%の改善を実現したという。

Excelをアップロードして自社の輸送データ(発着地市区町村、車種、車格、輸送台数など)をシステムに登録し、希望条件を入力して共同輸送相手を探索。双方で合意に至れば直接、詳細な条件などを確認、協議に入る。

今年末までは無償でトライアルを利用することが可能。


サービス画面のイメージ(両者提供)

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事