備蓄品の在庫管理や再流通など後押し
SGホールディングスグループで保険・燃料販売・旅行やイベントの企画運営、物品販売、保養施設運営などを手掛ける佐川アドバンスは9月1日、「防災の日」に合わせて、災害時の迅速な対応と管理の効率化に資するサービスを提供するため、防災備蓄品管理センター「防災BASE」を東京都江東区新砂に開設したと発表した。
佐川アドバンスは防災備蓄品の調達・管理・配送に関するサービスに注力。特に防災備蓄品の管理は独自の「防災備蓄品管理システム」で、食品の賞味期限管理、分散配置された在庫の所在地を一覧化する機能などを提供している。
さらに、AI・デジタル技術の活用や住民参加型施策などを通じて、次世代型防災構想「防災4.0」の実現を目指しており、その一環として、自治体・企業の防災体制構築をサポートする「防災BASE」開設に踏み切った。
物品の調達・管理・保管・運用や配送、内閣府システムと親和性の高い独自「防災備蓄品管理システム」による在庫管理、再流通を支援する。また、防災備蓄品に限らず、災害用トレーラーハウス・医療用コンテナ、防災イベント・体験型ブース設計などの企画や新商品の開発を通じて認知拡大と案件創出を図る。
名称:佐川アドバンス株式会社 防災備蓄品管理センター「防災BASE」
所在地:東京都江東区新砂1-8-10 SGHビル新砂5階
(藤原秀行)