利便性向上見込む
ライナフは9月12日、生活協同組合パルシステム千葉(千葉県船橋市)が9月から、ライナフが展開している、オートロックマンションでも利用可能な「スマート置き配」を千葉県内の物流センター全8カ所に導入したと発表した。
利用者の不在時に共用エントランスをデジタルキーで安全に解錠、玄関前まで商品を届けられる。
(ライナフ提供)
パルシステム千葉はこれまでも、オートロック付きマンションへ配達してきたが、建物によっては利用者本人によるオートロックの解錠が必要なため、利用者に対して配達の時間に合わせ外出を控えるなどの負担を強いるケースがあった。
また、不在時には1階の共用スペースなどに商品が届き、利用者が自分で家まで運ぶ必要があった。
「スマート置き配」を導入することで、1階の共用スペースへの置き配が許可されていないオートロック付きマンションでも日中不在にする世帯の利用が可能になるなど、宅配サービスの利便性向上につながるとみている。
(藤原秀行)