需要高まりに連携して対応
全日本空輸(ANA)と韓国の貨物航空会社エア・インチョンは9月16日、日本~韓国間で両社が運航している貨物便に関し、9月15日に相互コードシェアを開始することで合意したと発表した。
両社間で貨物スペースを販売することが可能になり、豊富な路線網を活用した利便性向上につながると想定。両社でタッグを組み、貨物輸送需要の高まりに対応する。
ANAホールディングス(HD)は8月1日付で日本貨物航空(NCA)の全株式を取得、買収するなど、航空貨物ネットワークの拡充に動いており、今回のコードシェアもその一環。
エア・インチョンも8月1日、アシアナ航空の貨物機事業の統合が完了し、貨物を手掛ける航空会社としては韓国第2位の規模に拡大した。統合に伴い、今後はブランド名を「エアゼータ(AIRZETA)」へ変更する予定。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用