配達員の9割が「置き配で1日30分以上の時短」実感

配達員の9割が「置き配で1日30分以上の時短」実感

ライナフ調査結果、業務効率化に貢献示唆

ライナフは10月31日、全国の軽貨物ドライバー150人を対象に実施した「置き配」に関する意識調査結果を公表した。

回答者の約9割が「1日の配達時間が30分以上短縮できている」を選択。置き配が配達業務の効率化に貢献していることを示唆した。

調査期間:2025年7月28日〜9月17日
調査対象・人数:軽貨物ドライバー150人
調査方法:インターネットによるwebアンケート



置き配の1日の利用状況は、回答者の過半数が「日常的に半分以上を置き配で対応している」を選んでおり、置き配が現場で一般的な配達手段として定着しつつあることが分かった。また、置き配の全体的な印象に関しては、7割以上の者が「非常に便利」と感じており、現場で支持が広がっていることをうかがわせた。

置き配の指定が増えた場合のメリットとして最も多く挙げられたのは「再配達が減る」で、「対面時間が不要になり時間短縮になる」「自分自身のストレスが減る」が続いた。ライナフは配達業務における負担軽減や現場環境の改善に寄与する要素とみており、人材定着にもつながる可能性があることが示唆されたと受け止めている。

回答者の9割以上が「置き配がより広く普及するべきだと思う」「ややそう思う」と考えており、その導入拡大に期待を寄せているとみられる。

(藤原秀行)※いずれもライナフ提供

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