利便性向上と事業の基盤強化図る
ヤマト運輸は11月5日、午前中に預かった荷物を当日中に届ける「宅急便当日配送サービス」の提供を11月10日に始めると発表した。
併せて、同一都道府県内運賃を新設する。利便性向上と事業の基盤強化を図る。
新サービスは午前中に同社の営業所へ荷物を直接持ち込めば、最短で当日午後2時以降の指定時間帯に配達する。規定運賃に550円(税込み)を支払えば利用可能(沖縄県発着の場合はプラス330円)。
| 対象商品 | 宅急便、クール宅急便、宅急便コンパクト、宅急便コレクト |
| 【対象外】 | 往復宅急便、スキー宅急便(板規格含む)、ゴルフ宅急便(キャディバッグ規格含む)、空港宅急便、投函商品、ヤマト運輸と契約している個人間取引サイト(フリーマーケット・オークションサイト)経由の荷物 |
| 対象 | 全ての顧客(個人・法人問わず) |
| 発送場所 | 全国のヤマト運輸営業所(一部の営業所を除く) |
| 利用料金 | 宅急便規定運賃+550円(税込) ※ 沖縄県発着の場合は宅急便運賃+330円(税込) ※ 11月5日(水)から11月9日(日)まで、宅急便規定運賃のみで利用可能 |
| 想定の利用シーン | ・法人:農水産品など鮮度を保ったまま早く届けたいもの、カタログやサンプル品、急ぎの納品物など ・個人:仕送り品やギフト、早く届けたい荷物など |
※発送締切時間は、営業所により異なる。指定できる時間帯も届け先の住所により異なる

また、これまでは地帯別の運賃区分を提供してきたが、都道府県別に細分化し、同一の都道府県内を発着する宅急便を対象にした運賃区分を新設する。ニーズや外部環境の変化に応じた、柔軟なプライシング設定を推進する。
| 対象商品 | 宅急便(発払いのみ)、クール宅急便(発払いのみ)、宅急便タイムサービス、往復宅急便(宿泊施設への往復利用のみ) |
| 【対象外】 | 沖縄県を発着する荷物、スキー宅急便(板規格含む)、ゴルフ宅急便(キャディバッグ規格含む)、空港宅急便、宅急便コンパクト、宅急便コレクト |
| 対象 | 個人 ※法人契約がある顧客は対象外 |
| 対象地域 | 全国 ※ 沖縄県を除く |
| 発送場所 | ・ヤマト運輸営業所への持ち込み ・ヤマト運輸のセールスドライバーによる集荷 ・宅配便ロッカー(PUDOステーション、宅配ロッカー発送サービス) ・コンビニエンスストア(「宅急便をスマホで送る」利用の場合に限る) |
| ご利用シーン | ・家庭菜園で収穫した野菜や果物などのお裾分け ・個人が参加するイベントで使用する物品など |
同一都道府県内運賃表(税込)
| サイズ | 現金 | キャッシュレス |
| 60サイズ | 790円 | 781円 |
| 80サイズ | 1,090円 | 1,089円 |
| 100サイズ | 1,410円 | 1,408円 |
| 120サイズ | 1,730円 | 1,727円 |
| 140サイズ | 2,090円 | 2,090円 |
| 160サイズ | 2,410円 | 2,409円 |
| 180サイズ | 3,030円 | 3,025円 |
| 200サイズ | 3,690円 | 3,685円 |
(例)60サイズの荷物を東京都から東京都・群馬県に送る場合(現金決済、税込)
| 発地→着地 | 現行 | 2025年11月10日~ |
| 東京都→東京都 | 940円 | 790円 ※新設 |
| 東京都→群馬県 | 940円 |
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用



