プロロジス、兵庫・猪名川の物流施設でMonotaROと13万平方メートルの賃貸契約締結

プロロジス、兵庫・猪名川の物流施設でMonotaROと13万平方メートルの賃貸契約締結

延べ床面積の6割超・4フロア利用予定、自動化推進へ

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プロロジスは7月29日、兵庫県猪名川町で計画を進めている新たな物流施設「プロロジスパーク猪名川1」で、工具通販大手MonotaRO(モノタロウ)と約13万平方メートルの賃借契約を締結したと発表した。

新施設は免震構造の地上6階建て、延べ床面積約19万8000平方メートルで2020年5月に着工、完成は21年11月を見込む。MonotaROはこのうち6割強に相当する4フロアを利用する予定。入居後、一部エリアで無人搬送ロボットやマテハン機器を導入、自動化を図る計画。


「猪名川1」の完成イメージ(プロロジスプレスリリースより引用)

「猪名川1」はプロロジスが世界19カ国で事業展開している物流施設の中で最大規模となる見通し。プロジェクト全体の開発区域面積は約45万2000平方メートルに達する。

「猪名川1」は環境に配慮し事業区域の 3割で緑地を保全するほか、周辺住民や施設で働くスタッフが利用可能な約4000平方メートルの公園を整備。併せて、ドクターヘリの発着や災害時の消防活動拠点・避難拠点として活用可能な約8000平方メートルの防災広場を設け、猪名川町へ提供する。

(藤原秀行)

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