セイノーロジックス、冷凍・冷蔵海上混載を韓国・釜山向けに開始

セイノーロジックス、冷凍・冷蔵海上混載を韓国・釜山向けに開始

食品用、アジアで4カ所目

セイノーロジックスは11月25日、温度管理が必要な食品の小口海外輸送に最適なサービス「ひんやり混載サービス」「ばりひえ混載サービス」に関し、韓国・釜山向けに定期サービスを開始すると発表した。

同社は温度管理を要する食品を冷凍・冷蔵で混載して運ぶ定期サービスで韓国向けに展開するのは物流業界で初めての試みと説明している。日本食の輸出需要が増えていることなどに対応する。



両サービスはアジアでは香港、台湾、シンガポールに続いて4カ所目。グローバルでは米ロサンゼルスに続いて5カ所目の展開となる。

ひんやり混載サービスは+7℃、ばりひえ混載サービスは-20℃でそれぞれ運営。いずれも隔週で定期運行する。

荷受けのCFS(コンテナフレートステーション)は東京、川崎、神戸、博多の4カ所に設置。関東受けのひんやり混載サービスは川崎の代わりに、く需要の多い東京CFSで荷受けする。

CFSの概要は以下の通り。
東京CFS(ひんやり):インターナショナルエクスプレス大井物流センター(OLC) 東京都大田区東海4-9-12 NACCS:1FW04
川崎CFS(ばりひえ):松岡 川崎市川崎区東扇島88番地 NACCS:2NWD7
神戸CFS(ひんやり/ばりひえ):藤原運輸 神戸市東灘区向洋町東3-6-2 NACCS:3GP04
博多CFS(双方):協和冷蔵 福岡市東区香椎浜ふ頭2-2-20 NACCS:6TWL3
※釜山港は韓国代理店MOLAXの冷蔵、冷凍倉庫を利用

*開始本船例(一番早い東京受け):*
PANCON SUCCESS 2547W
TOKYO CFS CUT:12/05(金)
TOKYO ETAD:12/10(水)
PUSAN ETA:12/14(日)

(藤原秀行)

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