関西で計8カ所、5.8万坪に拡大
関通は11月26日、日本GLPが兵庫県尼崎市で開発した大規模物流施設「GLP ALFALINK尼崎South」の一部区画を賃借し、新たな戦略的物流拠点「関通ALFALINK尼崎センター」を設立、運用を開始すると発表した。
関西尼崎エリアの保有倉庫は計8拠点、総面積が5万7600坪に達する。

「関通ALFALINK尼崎センター」が入る日本GLPの物流施設外観.、奥側がSouth
高速道路網を駆使して交通渋滞のリスクを最小限に抑えることを想定。特に大阪・神戸市内への配送に関しては、都市部への円滑な侵入と最適なルート設定が可能になり、配送リードタイムの劇的な短縮と物流コストの徹底的な削減につなげられると見込む。


関通は倉庫間で常に連携が取ることが可能な距離内に物流センターを配置する「ドミナント戦略」を展開しており、今回の新拠点開設もその方針に基づいている。「関通ALFALINK尼崎センター」の3km圏内には8つの倉庫が集中して存在しているため、より柔軟に顧客の物流ニーズに対応できるようにする。

関通 尼崎エリアドミナント図

「GLP ALFALINK尼崎South」の1階ラウンジ

3階バース


倉庫内
名称:「関通ALFALINK尼崎センター」
所在地:兵庫県尼崎市道意町7-1-10
交通アクセス:神戸線「尼崎西」ICより約0.3km、「尼崎末広」ICより約2.5km、阪神本線「尼崎センタープール前」駅より約0.5km(徒歩7分)
敷地面積:約107,300㎡(約32,515坪)
延床面積:約242,420㎡(約73,460坪)※うち一部スペースを関通が利用
規模・構造:南棟:地上6階・免震構造 PCaPC/耐火構造
竣工 :2025年10月末
(藤原秀行)※いずれも関通提供



