ひとまいるとカクヤス、廃食油を航空燃料SAF原料に使うプロジェクトに参加

ひとまいるとカクヤス、廃食油を航空燃料SAF原料に使うプロジェクトに参加

店舗や家庭からの回収促進図る

ひとまいる(旧カクヤスグループ)と傘下のカクヤスは12月3日、官民が連携し、廃食用油を航空燃料「SAF」の原料として活用するプロジェクト「FRY to FLY Project」に参加したと発表した。

同社グループは首都圏を中心に関西・九州で酒類などの販売・デリバリー事業を展開しており、独自の物流網を活用し、配達に加えて2024年から店舗や一般家庭の廃食油油の回収も担っている。

物流網をさらに生かし、廃食用油の回収を後押しするため、同プロジェクトに加わることを決めた。

FRY to FLY Projectは今年10月末現在で277の企業や自治体が参加している。ひとまいるグループも他の参加企業と連携した自治体イベントや学校などでのSDGs教育の実施を通じて、主に一般消費者の認知拡大と回収促進を目指す。


家庭からの回収の様子


センターに集まった廃食用油

(藤原秀行)※いずれもひとまいる提供

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