自動で車両情報取得、物流施設への入退場登録も
クラウド録画サービスのセーフィーとHacobuの両社は1月20日、政府が荷待ち・荷役時間の短縮を強く求めているのに対応するため、セーフィーのクラウドカメラと車両の入退場を管理する技術「AI-App ナンバープレート認識」、Hacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」が連携を開始すると発表した。
MonotaROが協力し、同社の物流拠点「笠間ディストリビューションセンター」(茨城県笠間市)で2025年11月から今年1月にかけて実証実験を行った結果、成果を確認できたため、本格的な連携に踏み切る。

セーフィーはこれまで、映像データを用いた遠隔での状況確認や、映像解析による業務効率化・異常検知ソリューションを提供し、物流・運輸業界のDXを推進。例えば、バースにカメラを設置することで、遠隔からのモニタリングを可能にし、バース稼働率の向上やトラックの待機時間削減を図っている。
Hacobuは、個社の枠を越えた物流ビッグデータの分析・活用基盤となる「物流情報プラットフォーム」の構築を目指し、クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」を展開。MOVO Berthは入場予約・入退場受付によって、物流センター・工場における車両の荷待ちの改善や生産性向上を支援している。
セーフィーとHacobuのサービスや技術や組み合わせることで、より強力に荷待ち・荷役時間の短縮を図る。
物流拠点の入退場口およびバースにセーフィーのクラウドカメラを設置し「AI-Appナンバープレート認識」により取得した車両情報をAPI連携させ、MOVO Berthへの入退場登録を自動で行えるようにする。
車両の物流拠点への入退場登録を自動化し、事務所スタッフの作業負荷を軽減すると同時に、入退場の実態を反映した時間データを安定的に記録・蓄積することが可能になると想定している。
また、入退場データを活用し、各物流拠点の特性に応じた最適な運用体制の構築を支援する。

連携イメージ
笠間ディストリビューションセンターの実証で、高精度な車両ナンバー読み取りを実現。これまで3割ほどあった予約外の入退場記録についても識別・管理が可能になるなどの成果を上げたという。
(藤原秀行)※いずれも両社提供











